ドライアイでも大丈夫!安心して装着できるカラコンの選びかた
瞳の色を手軽に変えられることでオシャレを楽しめるカラコンですが、ドライアイのかたの場合、装着中に目薬を点眼してもすぐに乾いてきてしまう、異物感に耐えられずに長時間装着し続けられないなど悩みは尽きません。
しかし、利用するカラコン選びかたに気をつけておくと、そうした問題を軽減することが充分に可能です。
ワンデータイプのレンズを選ぶ
カラコンには装着可能期間によっていくつか種類がありますが、いつも清潔なものが利用できるワンデータイプが最も目への負担を減らせます。使い捨てのものはレンズが柔らかくフィット感に富んでおり、汚れが付着しておらず水の分子を逃がさない新鮮なレンズをいつも装着できることで、乾きを感じにくいものが多いのです。
レンズ1枚あたりの単価は他のものと比べて割高になりますが、装着後の快適さはアップします。
レンズの含水率に気をつけてみる
含水率は50%を超えるものとそれ以下のものとで高含水レンズ、低含水レンズの2つの種類に分けられます。ドライアイの場合にはレンズにたっぷりと水分を含んだ高含水レンズのものを選びがちですが、それでも違和感を拭えない場合には、逆に蒸発してしまう水分量の多さからドライアイを悪化させてしまっている可能性もあります。短時間の利用の場合には潤いを与え、酸素透過率が高い高含水レンズを利用するのもいいのですが、乾きが気になってしまう場合にはあえて40%前後の低含水レンズを選ぶのもおすすめです。
低含水レンズの場合は装着時に蒸発していってしまう水分量が少ないので、乾燥を感じにくくなるというメリットがあり、長時間利用しやすくなっています。ただし、水分量の少なさから装着感が悪くなるものも多いので、含水率に注目をしつつ目のコンディションがいいと感じられるものを使うようにしてください。
ベースカーブが合っているレンズを選ぶ
瞳は球体ですから、カラコンもそのカーブに合っているものを選ばなければ、目にゴミが入りやすくなってしまったり乾燥を感じやすくなります。ベースカーブが合っていないと使っていて目が疲れやすかったり、視界が霞みやすくなるなど気持ちよく利用できませんので、違和感を覚えたらもう一度ベースカーブを測り直して適切なものを利用しましょう。
非イオン性素材のレンズがベスト
非イオン性のレンズは、花粉や埃を寄せつきにくい素材でできています。目の乾燥はこうしたレンズの汚れも大きな原因ですので、ドライアイのかたは非イオン性素材のカラコンを選ぶのがおすすめです。